福岡でおすすめのフリーランスエンジニア求人サイトを紹介します！

ここからはフリーランスの現状をはじめ、「福岡県でフリーランスエンジニアになるメリット」「フリーランスエージェントに登録する流れ」「フリーランスエージェントの選びかた」などについて詳しく解説していますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。

フリーランスのエンジニアの現状

昨今はコロナ渦の影響もあり、2021年のNHKの報道だと、フリーランスで働く人は感染拡大前と比べ、およそ2倍に増えたと人材仲介会社の調査で判明しました。そしてフリーランスエンジニアも、そのうちのひとつとなっています。

ここでは、コロナ渦以降のフリーランスエンジニアの現状について、詳しく説明させていただきます。

コロナ渦による働き方の変化

コロナ渦によって、リモートワークを余儀なくされた方は少なくないでしょう。それと同時に、出社に縛られないワークスタイルのフリーランスが注目されるようになり、働き方を変える人が増える動きが見られるようになりました。

これにより、フリーランスエンジニアの仕事を求める人も増え、人材が飽和状態になっていると危惧する見方もあります。しかし実際には、IT業界はつねに慢性的な人手不足に陥っており、それはコロナ渦を経ても変わりません。

こうした状況からフリーランスエンジニアだけでなく、仕事を紹介するフリーランスエージェントのサービスもどんどん増えていきました。こうした変化によって、継続的に案件が供給できる環境が整いつつあり、フリーランスエンジニアは案件が探しやすくなってきているため、将来性が見込めるワークスタイルであると考えられるでしょう。

フリーランスエンジニアの案件

コロナ渦に入って、緊急事態宣言が発令された2020年の4～5月の時期は、リモートワークを許可するフリーランス案件が増加していました。

実機やテスターありきの業務だと現場に縛られてしまうほか、セキュリティ面での懸念から、コードやデータの持ち出し、外部アクセスなどが禁じられているものもあるため、そのようなケースだとリモートワーク率が低いのは否めません。

一方でWEB系企業の案件だと、クラウドのような物理的な制約を受けにくい案件が多いため、こうした業界ではフルリモートに切り替える傾向が見られました。

このように業界や業務によりけりですが、エンジニア向けのフルリモートの案件は、増えているといっていいでしょう。

働き方の多様化の需要は、コロナ渦を機に一気に高まり、フリーランスが活動しやすい土壌は、どんどん整備されています。そのためフルリモートで働けるフリーランスエンジニアの人口も、今後増えていくことが想定されるでしょう。

エンジニアが福岡でフリーランスになるメリットは？

近年は、あえて東京などの大都市から離れ、地方に移住してフリーランスとして働く方も見られるようになりました。地方都市で利便性の高い福岡県も、フリーランスで働くにはもってこいの場所でしょう。とはいえ、フリーランスエンジニアの案件が得られるだろうか、という不安はありますよね。

そのためここからは、福岡県でフリーランスエンジニアとして働くことに、どんなメリットがあるのかをご紹介します。

福岡は慢性的なエンジニア不足

首都圏はもとより、エンジニア不足の現状は福岡県でも共通しています。とはいえ、地方だとあまりエンジニアの需要がないようにも思えますよね。実は、福岡県では以前より通販企業が数多く存在しており、そうした背景からIT化が進む中で、EC事業に取り組む企業がどんどん増えているのです。

また、官民学一体でIT産業を盛り上げているため、IT企業自体が増加している傾向も見られています。大手IT企業も多いため、福岡県のIT業界はいま、これまでになく盛り上がっている状態です。今後もエンジニアの需要が高まっていくでしょう。

福岡のフリーランスエンジニアの特徴

福岡県のフリーランスエンジニア向けの案件で特に多いのは、WEBサービス関連や公共・銀行の業務システム開発とインフラ整備といったものになります。技術的にはまだ古いものが多く、新しい技術を取り扱っている企業が少ないのは否めません。

たとえばC#やVB.NET、Javaなどによるインフラ系や、基盤系の案件が多くなっています。そのため最先端の技術である、AI、IoT、ディープラーニングのような案件は、まだ少ないでしょう。

案件数は九州でもダントツ

フリーランスエンジニアの九州地方の案件数を、フリーランスエージェント経由で調べてみると、福岡県は他県に比べ、ダントツでその数が多くなっています。

もちろん首都圏と比べると少なくなってしまいますが、その首都圏の企業も地方在住者に向けて案件を出していますし、地方在住のフリーランスエンジニアの仕事は、これからさらに増えることが想定されるでしょう。

首都圏より生活費が安い

福岡県でフリーランスとして働くことのもうひとつのメリットとして、首都圏と比べると家賃や光熱費、物価などが安いことが挙げられます。たとえば博多や中洲、薬院、天神といったエリアでは、1DKの家に月6万円ほどで住むことができるでしょう。おなじ条件の物件を都内で借りる場合、およそ2倍の家賃がかかってしまいます。

また結果的に、収入が上がる可能性も考えられるでしょう。単純におなじ案件の単価を比較すると、東京の相場よりも福岡県の方が20％ほど低くなっています。

ですが先述したように、福岡県に住む方が生活費を抑えやすくなるため、最終的には東京で働くよりも、手元にお金が残りやすくなるでしょう。

福岡県でフリーランスエンジニアとして働くことのメリットは、以上のようになります。福岡県にはたくさんのIT企業が進出しているため、地方の中でも特におすすめのエリアといえるでしょう。

ここまでフリーランスエンジニアについて解説させていただきました。ところで、実際にフリーランスエンジニアとして働く場合、業務上のトラブルに巻き込まれてしまわないか不安を感じる方も多いでしょう。

そこで当サイトでは、フリーランスンジニアとしてトラブルが発生した経験がある方々に、どのような内容のトラブルが発生したのかを聞いてみました。それでは結果の詳細をみていきましょう。

第1位は「報酬の支払いについて」でした。フリーランスエンジニアに多いトラブルとして、指定された期日に決められた報酬が支払われなかったり、一方的に減額されてしまうケースがあります。

単なるクライアントの払い忘れや、こちらの請求書がうまく届かなかった場合であれば後々支払ってもらえますが、中にはクライアントが支払いできないような事情に陥っている可能性もあります。その場合はいつまでたっても報酬を受け取ることができないため、注意しましょう。

第2位は「契約とは異なる仕事内容」でした。業務を後付けされたり、不当な労働を強いられたりするケースもあります。案件を進める前に業務内容はどのようなものになるか、業務のゴール地点はどこかなどを明確にし契約書に明記するようにしましょう。

第3位は「人間関係でのトラブル」でした。パワハラやセクハラなど人間関係のトラブルも、意外に多い悩みです。例えば、契約書による契約を求めたにも関わらず、応じてもらえらえずに口約束だけでスタートさせようとするのもパワハラにあたります。

アンケートの結果は以上となります。フリーランスエンジニアは個人としての立場が弱いためトラブルに巻き込まれやすい傾向にあります。

そのため契約の際にはエージェントに間に入ってもらうのがおすすめです。次の見出しでは、フリーランスエージェントに登録するのがおすすめな理由について、詳しく解説させていただきます。

フリーランスエージェントに登録するのがおすすめな理由

はじめてフリーランスとして働くとなると、いったいどのような方法で案件を受注すべきなのか、ということで迷っている方も多いのではないでしょうか？ 働き方は多様化していますが、現状で特にベストな方法としては、フリーランスエージェントが挙げられるでしょう。

ここからは、フリーランスエージェントに登録することがなぜおすすめなのか、その理由について解説させていただきます。

フリーランスエージェントの基本的なサービス

フリーランスエージェントでは、自身のスキルや実績、希望条件を登録して、キャリアアドバイザーが登録内容を照らし合わせ、条件に合うクライアントと引き合わせるサポートをしています。

取り扱う案件は高単価のものが多く、案件の数自体も豊富です。また、営業面や業務面におけるサポートが手厚く、業務上のトラブルがあれば相談に乗っているので、ひとりで悩む必要がありません。

適した仕事を見つけてもらえる

また、自分に適した仕事を見つけるのは、なかなか難しいと思われますが、エージェントサービスを利用すると、フリーランス側にとって最適な案件が見つけやすいという利点があります。特にクラウドソーシング型で紹介されている案件の質は、ピンからキリまであるので、最悪だと連絡が途切れてしまったり、かなりの悪条件で依頼をしてくることもあります。

しかしフリーランスエージェンを利用すれば、キャリアアドバイザーが仲介役となり、信頼できる取引先と交渉したうえで案件を受注できる可能性が高くなるでしょう。

かわりに営業・交渉してもらえる

フリーランスエージェントでは、クライアントとフリーランスの仲介役となって、それぞれの希望条件がマッチングするよう、条件面の交渉を代行しています。報酬額や勤務条件などを代わりに調整してくれるので、交渉が苦手な人でも、仕事を安定的に受注できるようになるでしょう。

誰の力も借りずにフリーランスとして働くとなると、エンジニアとしての技術以外に、営業力も身についていないと、どれだけ腕があっても仕事に繋がりません。そのためフリーランスエージェントの力を借りれば、交渉する手間や時間も省けるため、本業に専念することができるでしょう。

税理関係のサポートが受けられる

フリーランスエージェントでは、税理士が記帳や確定申告などの無償サポートに応じています。そのため事務作業が苦手だったり、手間や時間を取れないという方にとって、最適なサポートを受けることができるでしょう。

こうしたサポートを受けることができれば、本業にも専念しやすくなりますし、スキルアップや収入アップも見込めます。

ここまでの解説から、フリーランスエージェントがいかに利便性の高いサービスかがお分かりいただけたかと思います。フリーランスで働く場合、本来ならさまざまなデメリットがネックとなっていましたが、それらを解決しているのがエージェントになるので、活用するに越したことはないでしょう。

フリーランスエージェントに登録する流れを解説

それではいよいよ、フリーランスエージェントを利用する方法について、詳しく流れを追っていきましょう。

①登録手続き

まずは、自分に合いそうなフリーランスエージェントにいくつか登録してみましょう。登録時には職務経歴書やポートフォリオなど、自分をPRするものをキャリアアドバイザーに送付することとなります。転職とは異なるため、基本的に履歴書は不要となるでしょう。

提出する書類の内容は、エージェントごとに異なるものの、多くの場合はオリジナルのフォーマットで添付するだけで問題ありません。またエージェント側がスキルシートを用意しているケースもありますが、それに関しては指定のフォーマットに沿って記入するようにしましょう。

書類審査があることも

キャリアアドバイザーとの面談の前に、書類審査を設けているケースもあります。とはいえ、まれなケースですし、書類審査があってもなくても、どのみちスキルや経験が合致しなければ案件の紹介はできないため、最終的な違いには影響しないでしょう。

②面談・ヒアリング

いよいよ、キャリアアドバイザーとの面談となります。あらかじめ登録した情報や提出した書類をもとに、これまでの経験やスキルについて確認し、マッチング度の高い案件を紹介する流れとなります。

なお面談・ヒアリングについては、直接オフィスに訪問するか、オンラインでのビデオ通話、または音声通話のいずれかから選ぶかたちになるでしょう。このときに話す内容としては、サービスの紹介や経歴・希望条件の確認、質疑応答などが主になります。

案件紹介

案件の紹介については、エージェントごとに対応は異なりますが、基本的には条件に合う案件を複数ピックアップし、その中から厳選して応募する場合と、条件に合う案件があれば企業にまず提案し、企業からオファーがあったものだけに連絡が来る場合があります。

なお案件は、企業名や最寄り駅、業務時間、単価といった、さまざまな項目が送られてくるでしょう。

③企業との面談

面談は基本的に1回となっており、担当のキャリアアドバイザーが同席するかたちになります。内容は転職の面接とほぼ同じですが、職歴やスキルについて詳細に確認され、仕事内容の説明を受けたら、質疑応答で終了する、という流れになるでしょう。

なお面談結果は、早くても次の日にはわかることがほとんどです。

④参画開始～契約更新

条件まで確定したら、開始日から稼働することとなります。なお月末には勤務管理表や、作業報告書などを提出し、請求書を送って完了となります。

なお契約更新のタイミングは多くの場合、稼働開始から3か月目に入るあたりとなるでしょう。そのときお互いが同意すれば、契約更新するかたちになります。

このときに信頼性やスキルが認められた場合は、稼働日の調整や金額交渉などを図ることもできるでしょう。

フリーランスエージェントの登録から仕事の開始までの流れを、大まかに説明させていただきましたが、必要な手順について把握できましたでしょうか？ 流れがわかれば、スムーズに段取りを進められるようになるので、しっかりとチェックしておきましょう。

フリーランスエンジニアのエージェントを選ぶコツは？

さまざまなメリットのあるフリーランスエージェントですが、もちろんどのサービスも良質であるとは限りません。そのため最後に、フリーランスエンジニアとして充実したワークライフを送れるよう、エージェントの選びかたについてアドバイスさせていただきます。

案件数の多さ

満足な案件がなければ、フリーランスエージェントに登録したところで意味がありません。案件が少ないと倍率も高くなりますし、スキルや経験が足りていない人だと、案件を受けることもままならないでしょう。

そのためエージェントに登録する前に、掲載されている案件数が多いかどうかについてもチェックしてください。なお目安としては、1万件以上の案件を保有しているエージェントだと、地方で働くことや仕事の内容にこだわる方にとっても、最適な案件が見つかるでしょう。

適した案件に強いか

またフリーランスの仕事は、エンジニアに限らずマーケティングやクリエイティブ、インフルエンサーなど、多岐にわたります。そのためエンジニア志望の方は、エンジニアの案件に強いエージェントを選ぶようにしましょう。

そのほか、自身のスキルに適した案件があるかどうかも、見逃せないポイントになります。たとえば実績がとぼしい方の場合は、ビギナー向けの案件に長けているエージェントを、ある程度のスキルを持ち合わせている方は、高額報酬の案件が多いエージェントを選ぶといいでしょう。

サポート内容や福利厚生

自分ひとりで業務にあたるフリーランスの仕事は、万が一の事態にそなえて、収入や税務関連の手続きのサポート、福利厚生などが充実しているエージェントを選びましょう。

フリーランスで働くことに躊躇する方の中には、おそらく正社員が受けられる手厚いサポートがなくなることを惜しんでいる方も少なくないかと思われますが、エージェントによっては正社員並みのサポートを提供しているところもあります。正社員時代と変わらぬ安心感を求めるのであれば、そのようなサポートや福利厚生面の充実度もチェックするようにしてください。

フリーランスエージェントを選ぶ際は、主に上記のようなポイントを意識すれば、最適なサービスを厳選しやすくなるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

よくある質問

福岡でフリーランスのエンジニアをするなら、エージェントの利用がおすすめ

ここまで、フリーランスエンジニアとして福岡県で働くためのポイントをご紹介させていただきましたが、参考にはなりましたでしょうか？

地方だと案件を得られないのでは？ と不安に思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも福岡県では、じゅうぶん安定的に仕事を受けることができますし、首都圏の企業からの依頼も引き受けることができることもわかりました。

地方ということで生活費も抑えられますし、また都市部に暮らせば首都圏とそん色のない暮らしを送ることができるでしょう。そして、そんな充実した暮らしを送るには、エージェントの利用が重要になるので、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。