フルリモート環境でフリーランスエンジニアになるための方法とポイント

公開日:2023/09/15

フルリモート環境

自宅でずっと働ける、そんな素敵な働き方ができるなんて、会社員にとっては夢のような話ではないでしょうか。フリーランスエンジニアは、その可能性も秘めている、魅力的な仕事です。今回は、フリーランスエンジニアとして、フルリモートで働くというワークスタイルについて見ていきます。

フリーランスエンジニアはフルリモートで働ける?

フルリモートという言葉、聞いたことがありますか?近年、感染症の流行もあり、リモートという働き方が注目され、とても身近になりました。自宅にいながら仕事ができるので、いつも大変な思いをして通勤していた人には、とてもうれしい働き方です。

最近のリモートでの働き方は、1週間に2,3日出勤して、ほかの日はリモートで仕事をするというのが、主流となっています。そんな中フルリモートも可能だった場合、どうでしょうか。

会社に出社しなくてよいので、わざわざフルリモートがある会社を選ぶ人もいます。ですが実際、フルリモートをしている会社は多くなく、フリーランスエンジニアとして、フルリモートで働きたいのであれば、クラウドソーシングを活用して、仕事をしている人が大半です。

クラウドソーシングは、インターネットを介して、仕事を請け負い作業していきます。インターネットでの仕事は、相手が見えないという不安があります。

もちろんこれは、仕事を受注する方にもいえることですが、相手が見えないので、お互い信頼関係を築く必要があります。中には仕事内容に見合わない報酬で仕事を依頼してくることや、連絡がとれなくなってしまう場合もあります。

そのようなトラブルにならないためにも、フリーランスとして働く場合には、細部まで注意をしなければいけません。

また、すべて自分でやるしかないので上司に頼る、相談するといったこともできません。何か問題が生じたときに、対応できるような、対応力も必要です。大変なことも多いですが、よい面もたくさんあります。

フルリモートのメリット・デメリットを解説

フルリモートするうえで、最大のメリットは通勤がなくなるのをイメージする人も多いでしょう。通勤時間は、人によってまちまちですが、長時間かけて会社に行く人は、その分の時間を自由に使えるようになります。近い距離であっても、家からでなくて仕事ができるというのは、とても魅力的です。

また、通勤時間だけではなく、通勤に関わる、ストレスも削減できます。混む電車や、渋滞、会社まで行かなければいけないというストレス。このストレスがなくなるのも、大きいメリットといえます。

会社にいくと必然的に人間関係も必要になります。もちろん、フルリモートでも人間関係は必要ですが、必要最低限の人間関係で済むので、その点もメリットとなっています。

とくに、雑談が苦手だという方は雑談をしなくていいというだけで、ストレスフリーになれるメリットがあります。また、弁当を持参する方にとっては、弁当の準備が必要ないので、メリットになります。

一方で会社の食堂などで昼食をとっていた人にとっては、自分で準備しなければいけないというデメリットにもなります。これは、宅配を頼むなど工夫すれば解決は可能です。

また、多くの方が実感しているメリットとしては、介護や育児との両立です。介護や育児をしながら働きたい人、働かなければいけない人には、フルリモートの場合、両立がかなえられます。働き方に制約がある人も安心して働けるのが、フルリモートのよさなのです。

反対にデメリットとしては、自宅なので1人の作業がほとんどになります。誰とも話すときがないので、孤独と感じてしまう人もいます。

また、すべて自分でしなければいけなく自己管理能力も大切になってきます。オフィスだと、ほかの人の目もあるため、働く以外の選択肢はありませんが、自宅となるとさまざまな誘惑や、怠けたいという欲望も出てきます。その欲望に負けないための自己管理が必要なのです。

フリーランスエンジニアがフルリモートで働けるようになるには?

フルリモートで働くためには、エンジニアとしての実力が必要になります。知識も乏しく、経験も少ない人に大切な案件を任せたいと思う人はあまりいません。お金が発生する以上、ある程度の知識、経験が必要になってきます。

また、リモートが普及しだした現代では、人材も増えつつあります。その人材の中から選ばれることが必要なので、案件を獲得するためにも、選ばれる人材になる必要があります。

望ましいのは知識も実務経験もあることです。もちろんいきなりフルリモートで働く方もいますが、実務経験を経てフルリモートへ移行するのがベストといえます。

まとめ

エンジニアとして、フルリモートで働くことは可能です。ですがそれには、知識や経験が必要になります。フルリモートは、時間の融通がきき、通勤時間も短縮されることからとても魅力的です。自己管理ができるのであれば、フルリモートで活躍するのもよいでしょう。また、フルリモートでの活躍が難しいと感じたらフルではなく、一部リモートで活躍するのも一つの方法です。エンジニアは、さまざまな働き方がある魅力的な仕事であることは間違いないのです。

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